ひな百合手記

関係性と悲鳴と考察

超探偵事件簿レインコード推理置き場1(序章)

※注意

この記事はレインコードのネタバレを含みます

 

この記事の要旨

 これは作中の『謎迷宮』にて実質的な答え合わせをする前に、自分での推理を整理、保存しておくための記事となります。合っているかはどうかはさて置いての推理なので、もしこれを読む人がいたらご容赦ください。

なお提示された推理材料は『赤文字』、私がした推理は『青文字』で表記します。

 

↓下に本文

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

推理『アマテラス急行殺人事件』

推理➀

ユーマは犯人ではない

 推理というか、でなければ困るというやつ。まあ制作側には前科あるからあまり信用するべきではないメタ読みだけれどもね……

 ただ今回のはおそらく実際に犯人ではない。

・『食堂車の飲料のほとんどには睡眠薬が混入していた

・『ユーマがコーヒーを飲む念写映像

 以上の解鍵から『ユーマが睡眠薬の効果で昏倒していたのは事実であり、最初に飲んでいることから他の超探偵を殺害することは不可能』である。

 

推理②

犯行は6人以外の部外者Xではない

・『運行記録において停車記録は無い

・『超探偵2名の「6人以外の乗客は存在しない」という証言

 これにより『嵌め殺しの窓、走行中は扉が開かない電車に外部から人間が侵入することも、予め潜伏していることも不可能。よって犯人は6人の中に存在する

 

推理③-1

 ここからは「犯人がどのように6人を殺害したか」

犯人は自身の死を偽装して潜伏し、死体入れ替わりトリックでユーマの現場検証を掻い潜った。全員を焼死させたのも、遺体の身元を隠蔽していることを不自然に思わせないため。つまり犯人は生きている

 この時点でメラミプッチーザンゲの3名を容疑者から除外する。

 これは『顔で個人を判別できる程度に焼け残っている』という状況からの推理である。これに伴い、遺体の身元が確定していないジルチエイフェックスの遺体ついては(仮)を付けて推理する。

 

推理③-2

 ではどう入れ替わったのか。

犯人はジルチである

ユーマが救護者で目撃した、ナイフを刺されたジルチはまだ生きていた。ユーマが目撃したのを確認してから火を放ち、布団の中に隠していた死体と入れ替わって自分はベッドの下に隠れやりすごした。その時に用いた死体がエイフェックス(仮)であったために刺し傷が付いていた

 これは、

・『ジルチ(仮)に刺さった死体のナイフ

・『エイフェックス(仮)の遺体には刺し傷があった

・『ジルチ(仮)、エイフェックス(仮)の2つの遺体のみ顔の判別が不可能

 から判断できる。

 また、

・『保安部員による検死報告は「全員焼死」

 という発言は『ジルチにはナイフが刺さっていたと矛盾するため、これにより『ジルチは検死された死体の中に入っていない』が導けるため。

よって『ジルチは死んでいない、少なくともあの死体の中には含まれておらず死体の数も5つでなく4つが正しい』。

 

推理③-3

 どうやって死体を1号車から5号車に運搬した?

列車がトンネルに入る直前に1号車のみ切り離し、トンネルを迂回するルートで先回りした。そしてトンネルを出る直後に5号車として1号車を連結し、あたかも別の死体であるかのように見せかけたのである

初めに5号車へ通じる扉だけロックされていたのはそこに5号車が存在していなかったためであり、号車数のプレートが焼け焦げていたのも、この1&5号車のトリックを誤魔化すため

トンネル内で予備コントロールが稼働していたのも、唯一存在してたメインコントロール室を有する1号車が外れて独自走行していたことによる現象

これは

・『トンネルの横を迂回する路線がある運行図

・『1号車と5号車がそっくり同じ作りである案内図

・『ユーマが2号車に居るときに起こった停電と揺れ

・『トンネル内で稼働していた予備コントロール

・『プレートが歪み号車数が判別できないほど異様に焼き焦げた5号車

・『ベッドがひっくり返った5号車の救護室

 からの推理である。

 また、

・『内鍵の血痕

 については「被害者が火に苦しんで車内を足掻き回ったせいでナンバープレートも歪むほど火が回った」という推理を誘うためのミスリードである。

 ……もしくは。本当に1号車を切り離した後にエイフェックスが意識を取り戻して犯人、つまりジルチを探し回ったのかもしれない。おそらく運転のためにもメインコントロール室Bにジルチはいただろうから、トイレの個室を開け探したあとに辿り着き……という可能性もある。その後にAの方に移ったんだろうか。

 タフと言う言葉は探偵のためにあるのだ。

 

結論

犯人はジルチ

彼は死体を入れ替えて自分の死を偽装し、さらにその死体を1号車ごと切り離して5号車として連結することでユーマに「自分以外全員が死んだ」と思わせ、犯人に仕立て上げようとした

 

 

 

※謎迷宮クリアして答え合わせしたら以下に追記

 おおむね当たってましたが、タフ探偵は幻想描写でしたね!!

 でもあの怪我したシーンも解鍵にするとヒントすぎるからって、さすがに回想不可はちょっとアンフェアじゃないですか。納得いかねぇぜ……!!

 

 あと少し笑ってしまったのですが、てっきり最初からあの編成数で出発してたと思ったのに「始発駅に一両置き去りにしてます」「カナイ区には本物のジルチの死体入りの車両待機させてます」は……バレるだろ……さすがに……!! 少なくとも始発駅で通報されるって……!!

 ただ、もしこれが魔女遊戯ならば……

・『列車が駅に着いた時、車両内にジルチの死体は確認されている

・『始発駅で車両の数が揃っていることはしっかりと確認されている

 こういった赤文字を復唱すれば戦人プレイヤーをゲラゲラ嘲笑うこともできたとは思うので、ちょっと惜しかったですね。