ひな百合手記

関係性と悲鳴と考察

超探偵事件簿レインコード推理置き場(3章)

※注意

この記事はレインコードのネタバレを含みます

今回はデート回爆破テロ事件。

 

この記事の要旨

 これは作中の『謎迷宮』にて実質的な答え合わせをする前に、自分での推理を整理、保存しておくための記事となります。合っているかはどうかはさて置いての推理なので、もしこれを読む人がいたらご容赦ください。

 なお提示された推理材料は『赤文字』、私の推理は『青文字』で表記します。

 

 

↓下に本文

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

推理『探・偵・失・格』

 これを書いているのは『謎迷宮』入口……のはずでしたが。推理時点で”ムリ”だと気がついたのでもう犯人の魂は刈り取っています。今回は解鍵揃ってないタイプの事件だったね……しかし今回の事件、かなり「超高校級の事件」だった。

・『特注の拳銃が右にスイングする

 →『これは左利き用の拳銃』である

・『シャチは”右腕”に拳銃を構えていた

 →『シャチは左利きと推測されるのに逆の手に拳銃を握っていたこと

 とりあえずは『シャチは自殺ではなく、誰かが射殺した後にその銃をシャチに握らせた』はまあ、確定でいい。

・『シャチの左利き用拳銃はイルーカが作った

・『マーグローはアリバイがある

 →これにより『シャチが右利きであると誤認するはずがないイルーカ、アリバイがあるマーグローは犯人ではない』で犯人候補が半分になる。

 あとは『犯人はどうやって逃げた?』が主題なのだろうけど……これ確実に、

・『事件直後にビル下の駐車場で爆発があった

 →『瓦礫で隠れた部分に脱出口があった

 がないとチェックメイト掛けられないやつじゃん!!!!

 まあ、事件中は「着地用のクッションか水場でもあったんだろうなぁ」とは思っていたけども。でも残った犯人候補を考えると『イカルディが飛び込む用の水路があった。サーバンは水恐怖症なので使えません』なんだろうけど、せめてそこはさ……爆発前の駐車場の写真くらいは出してほしかったよ……。

 でもそれにしたってあの高さから、それも水路入口とかいうピンポイントに飛び込むのは正気の沙汰じゃなくて笑えません? ユーマが非常階段使うの折込済とかですらなく最初からその脱出経路なの、自分のスキルに自信ありすぎる……やっぱり超高校級が起こすタイプの事件ですよこれ!

 

感想

 ……とまあ、あっさりした事件なのも相まって。今回の事件を纏めると、

・「推理には一切関係ないが破格の超探偵であるフブキさんを活かす、巻き戻し連発のチェイスが起きる逃走劇」

・「チェイスついでに、”救われる一般人”クルミとの親密度を爆上げしてユーマのメンタルをケア。ついでに攻略描写をサービスしよう!」

 という章でしたね。まったく、この謎は抗議モノですよ! 私がクルミ×ユーマ派だったから良いモノの……(クソ甘オタク)。

 でも前章で不安だった「クルミさんが実は犯人で死んだりしない?(ダンロン1)」というのは杞憂だったわけですが、代わりにこんどは「クルミさんがユーマの心に”傷”を残して覚悟を決めさせるヒロイン枠にならない?(ダンロン2)」という不安がね……生き残る助手系の霧切さん枠であることを願おう。マイメンも所長も公認でカップルなわけだしね!!!!!!!!!!!!!!

 

 ところでヴィヴィアさん、死に神ちゃんのこと見えてますよね。

 もしかして「探偵能力は臨死」「霊となって上空から街を俯瞰できるのに加えて、死者から話を聞くことも可能」とかですかね。それなら受け身捜査に限られるから無法と言うほどではないし、死神である死に神ちゃんが見えても不思議ではない。

 たぶん「家庭内での虐待の中で本当に死んでしまい開花した能力」とか、そんなんかな……。

 

超探偵事件簿レインコード推理置き場(2章)

※注意

この記事はレインコードのネタバレを含みます

今回はスタァライト演劇少女事件。

 

この記事の要旨

 これは作中の『謎迷宮』にて実質的な答え合わせをする前に、自分での推理を整理、保存しておくための記事となります。合っているかはどうかはさて置いての推理なので、もしこれを読む人がいたらご容赦ください。

 なお提示された推理材料は『赤文字』、私の推理は『青文字』で表記します。

 

↓下に本文

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

推理『暗黒少女の沈黙』

 これを書いているのは解鍵確定である謎迷宮入口……の、少し先に進んだ3つの分岐地点になります。試しに見てみたら明らかな前提確認だったので。

 

推理前の勘

 これ、容疑者女優の3人全員が互いに「お前が犯人だろ」と思っているから、3人とも怪しいor関係してるだけで犯人では無かったりしない? ロード画面の演目情報でも「犯人が舞台上に存在せず、観客の中にいた作品」とかいう理不尽出てるし。

 そしてなによりもクルミさんが怪しすぎる。

・主人公にやたら好意的に接する女性

・しかしレギュラーキャラではなさそう

 この2つを揃えてるの、無印初手被害者のあの人っぽくないですか? 少なくとも今回の事件でしっかり消えた方が処理が楽そうというか、死に神ちゃんの拗ねも解消しやすそうな予感がして……怖い!

 

3つの設問

➀(青の扉)

『どうやってグラスに毒を混入させた?』

・『ワインボトルから毒は検出されなかった

・『毒は開封後30分で無害化する

 以上の二つから『開演前にワインやグラスへと毒を仕込むこと、それどころか毒を開封しておくことは不可能である』と言える。

 さらに、

・『照明担当によるクラネの不審な動きは無かった証言

・『キャットウォークはすぐには下りられない

・『衣装担当による役者二人の不審物携帯が無かった証言

・『グラスは伏せて置かれていた

 これらにより、『「直上から毒薬を滴下した」または「シャッフル時に毒を混入させた」などのトリック、つまりクラネやワルナによる混入は不可能である』ことは確かだ。

 その一方で、

・『毒は片方のグラスからのみ検出された

・『毒薬の近くに湿った絵筆が落ちていた

・『ヨシコは開演後になってから観客席に来た

・『ヨシコのロッカーにはグラスの予備が常備されていた

・『クラネ、ワルナ、クルミは上演中にそれぞれの持ち場から動けなかった

 よって『ヨシコにのみ毒薬をグラスへ仕込むことが可能』。

 方法は『公演中、予め用意しておいた予備のグラスを持って毒薬のもとへ行き、開封して絵筆で内側に毒を塗布。それを持って演劇場内に行き、用意してあったグラスのひとつと交換した』という方法。

 ただしこれは「毒をどう混入させたか?」もとい「毒をどう持ち込んだか?」でしかなく、「どくをどう選ばせたか?」には抵触しない。よって『ヨシコは毒入りグラスを用意したが、それは犯行手順のひとつにすぎず、犯人に利用されていたのか自ら協力したのかを確定するものではない』と言うしかない。

 

②(赤の扉)

『どうやって演劇場に毒を持ち込んだ?』

※ほとんど「どうやって毒を混入させた?」で述べてしまったため、ここでは補足事項の記入することにします

・『使った形跡のないスポイト

・『水鉄砲は上部の穴から水を入れる

 この二つから『毒薬は水鉄砲のような「スポイトで液体を入れる必要のある容器」を用いて運搬されたわけではない』はずです。もちろん『毒薬は隠し持つには大きすぎる』ことから『直で演劇場へ持ってきたなんてことも有り得ません』。

 よって前述のとおり。

 『毒薬は開演中にヨシコが予備のグラスへと塗布し、持ち込んだ』で確定。

 ただ同時に『ヨシコには毒入りグラスをカレンに選ばせることはできない』とも言えるわけです。

 

③(黄の扉)

『どうやって毒のグラスを選ばせた?』

 まず前提として、『舞台上のワルナに毒の混入は不可能』。

・『シャッフルは照明担当からは見えていた

・『カレンの台本に書き込みがある通り、カレンは「先にスポットが当たったグラス」を取ることになっていた

・『グラスにスポットを当てる演出はクラネ発案であり、どちらかへとスポットを先に当てるのはクラネの担当だった

 このことから『毒入りグラスを選ばせることが可能なのはクラネのみ』です。

 ただし『ワルネのシャッフルはいつもよりゆっくりだった』という証言が容疑者内とはいえあるため、『ワルナもまた毒入りグラスの存在を認識しており、クラネが目で区別しやすいように協力していた』という可能性は決して無視することはできないでしょうね。

 

④総合して

 以上の➀~③より、

 『毒をグラスに塗布して持ち込んだのはヨシコ

 『開演中にすり替えられた毒入りグラスをカレンに選ばせたのはクラネ、そしてそれに協力していた素振りがあったのはワルナ

 『つまり容疑者の内の最低でも2人が犯行に必要不可欠な働きを担っている。これは共犯殺人である可能性がある

 そしてその上で重ねましょう、

・『容疑者は3人ともが互いを犯人だと確信した言動を見せており、とても協力し合っているようには見えない

 このことから『容疑者は3人ともが犯行の片棒を担がされたが、それをさせた人物は3人の内には存在しない可能性が高い。フィクサーである4人目が存在する』と!

 

 そして、これは新たな問いにも直結しています。

 それ即ち「誰がどうやって舞台脇に置かれたグラスを毒入りグラスとすり替えたか?」。その『誰(Who)』こそが浮いている人間なのです。

 まず、すり替えがいつ起こったか!

・『開演中に起こった舞台上の暗転

 グラスが脇とはいえ舞台の上にあった以上、タイミングはここしか有り得ません。犯人は愚かにも『舞台が暗転した5秒ほどの僅かな隙を突いて、グラスと毒入りグラスを交換した』のです。そんなことをすれば、それが可能な人間は舞台近くの者に限定されてしまうというのに。

 ワルナ

 彼女は舞台にこそ居ましたが、棚に近づいたのは暗転後。それまで離れていたということですし、『不用意に毒入りグラスがあるであろう舞台袖に近づけば、裏方が気づくでしょう』。

 クラネ

 舞台の真上にこそ居ましたが、一瞬で下に降りられません

 まさかのカレンによる自殺?

 ワルナと同じ理由で無理でしょう。

 ああ開演中に遅れてきたヨシコもいましたっけ?

 残念ながら、私の記憶が正しければ『ヨシコは暗転より前の段階で観客席に座っており(※要検証)それ以降に動いた形跡は他部員からも確認されていない』です。よってヨシコには『毒入りグラスを舞台袖まで持ち込めても、舞台上にまで持っていって交換することは不可能』と言えるでしょう。本当に、残念なことにね?

※暗転の解鍵に発生時間が表記されていないため、記憶頼りの発言

 

 ではワルナ、クラネ、ヨシコでもなく。

 あの暗転中にグラスのすり替えが可能な距離……舞台袖に常駐していた人物はいったい誰でしょう? ああなんてこと、容疑者として挙がっている人間の中には一人しかいません。

 『クルミ・ウェンディー、彼女がこの事件のフィクサーである』と私は推理します。ええ本当にやりやがったな制作陣とゲラゲラ笑えて苦しいですが、それでも私は告発しましょう、ええ私は探偵なので!!

 

 

犯行の前提

 これは『動機』。なぜカレンが殺されなければならないのかという話です。

 一言で表すならば、『これはアイコを殺害したカレンに対する、アイコの友であった者たちの復讐』なのでしょう。

 

アイコの死の真相

 まず前提として『アイコを殺したのはカレン』です。

・『屋上のアイコの靴は泥だらけだった

・『カレンはアイコが落下した音を聞いて発見した

 また状況からして『落下死にしては血痕が狭すぎる』という要素もあります。これらから『カレンがアイコと口論になって突き飛ばしたかで、アイコを殺害。それを誤魔化すために靴を屋上に運び、証言を偽装した』といったベタな真実が推理できるでしょうね。

 

動機フェーズ

 『ヨシコ、ワルナ、クラネはアイコを通じてとても仲が良かった』と言えます。これは『3人がそれぞれ所持していた写真、スクラップ帳』からほぼ明らかな事実です。さらに動機がアイコであるなら『アイコが動機であるクルミも接続可能』な余地があります。ユーマを連れてきたのも案外、捜査能力がカスの保安部に頼らず自罰を望む感情だったり? そしたらエモいかもしれませんね。

 よってこの事件は『アイコを慕う舞台少女達の絆が作った復讐劇であり、誰かひとりのみを犯人と仮定するとロジックエラーを起こす、全員が共犯の殺人』である。

 これが私の解答です。いぇぇい復讐サイコぉぉぉぉ!!!

 やっぱり恨みは自分たちの手で晴らすのが一番だね!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

答え合わせ後の追記コーナー

 ……舞台袖でグラスが受け渡し可能なの、さすがに現場検証段階でヒントくれないのは良くないと思うなぁ、私!! あとクルミ・ウェンディーさんがガチの『情報屋』として枠が用意されてるのもそれ最初に言って? 「グラスすり替えが誰にもできない、じゃあ彼女達は犯人じゃないのか?」に対するアンサーとかだと思っちゃったじゃん!!

 それにしてもクルミさんとのフラグの処理が「犯人への同情の余地がありすぎてユーマがめちゃくちゃ凹むのでフラグは流れるし、情報屋としての役立ちで死に神ちゃんからも株が上がるからセーフ」だとはね。そこまで凹むとは思ってなかった……あと制作陣があの挙動のヒロインの生存を許すとも思えなかった。良心、まだあったんだ……。

 でも犯人告発がカーテンコール風の「絆を信じて不仲まで演じた大女優たちに喝采を!!」みたいな演出で、そこから普通に魂刈り取るの、あれ『お仕置き』系の悪趣味が滲んでませんでした? やっぱり好きなんですねそういうのが。良い趣味~!!

 やはり舞台少女はアサシンであり『強い意志で人間を殺すことができる』存在なんだよなぁ……と、つい感動してしまいました。

 

 それはそうとスワロさんがなんか見逃してくれた時はびっくりしましたが……やっぱり粛清されてましたね。なんでユーマ達のこと射殺しなかったのあの人? 悪質な変態の部下にガチで悩んでいる可哀想な人で終わるには惜しいキャラだったのに……セスさんもですが、処刑シーンが描写されてないし生存してたりしません?

 そしてついに(というか、ようやく)探偵社を直接攻撃してきた保安部。

 ……やっとだよ! なんでカナイ区入りの探偵へ直接的な暗殺してくるのに、事務所を爆破とかしなかったのか。不思議でならなかったですからね。すべて揉み消せる権力も持ってるのに。てっきり夜行探偵事務所が潜水艦なのも「保安部の目を逃れて移動、潜伏し続けるため」とかだと思ったのに、全然動こうとしなかったし。全員呑気なんだなぁ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

超探偵事件簿レインコード推理置き場(1章)

※注意

この記事はレインコードのネタバレを含みます

今回はクギ男事件。

 

この記事の要旨

 これは作中の『謎迷宮』にて実質的な答え合わせをする前に、自分での推理を整理、保存しておくための記事となります。合っているかはどうかはさて置いての推理なので、もしこれを読む人がいたらご容赦ください。

 なお提示された推理材料は『赤文字』、私がした推理は『青文字』で表記します。

 

↓下に本文

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

推理『連続密室殺人鬼クギ男』

 これを書いているのは解鍵確定である謎迷宮入口……の、少し先に進んだ1~4の分岐地点になります。さすがに現場の見取り図は欲しかったのでご容赦ください。

密室4(時計塔)

 まずは一番カンタンそ最初の密室から取り掛かります。

推理4-①

犯人の逃走口は窓。窓下に打ち付けた二本のクギを支えに縄梯子を掛け、それを使って地上に降りた。縄梯子は教会の焼却炉で燃やされていたものだ

・『窓の下の二つの人形に刺さった釘についた、黄色い何かを擦った跡

・『窓の真下に存在した不審な足跡

・『自重で下に落ちると自動でロックされるシャッターの構造

・『ロープの燃えカス

 これにより、

シャッターは密室を保障しない。梯子を外してから自動でロックさせることが可能であり、このシャッターが開いていたことはすぐ下の地面が濡れていたことからも判断できる

燃えカスの図から考えるに、釘に”結ぶ”ではなく輪のように”引っかける”ことで梯子を固定した。降りた後に緩めて一本の縄状にして回収できる

また、

・『死因は絞殺

 であることから、この縄梯子が凶器としても利用されている可能性がある。

 

推理4-②

少年の父はクギ男ではない

・『高所恐怖症

 推理①において、犯人は地上3階相当の時計塔から外壁を垂直に降りている。

 よって、これは高所恐怖症の男には不可能な犯行である。

 さらに重ねて『焼却炉は教会所属の人間しか使えなかった』という制約により、犯人は教会所属の人間デス。

 

 

密室1(秘密カジノ)

 ここからは時系列順です。

推理1-①

犯人の脱出口は通気口

・『ドアの鍵は複製不可能であり、グラス内に存在した

・『死体発見時、通気口はネジ留めされていなかった

 さらに「通気口は人が通れるくらいの大きさがある」と言及されているため、この通気口が塞がっていない事実は密室を破壊するに足る。

 また、

・『通気口真下の釘は下向きに曲がっていた

 により、脱出の際の足場にするためび釘を打ち付けていたと考えられる。

 そのため、そもそも『クギ男事件』の目的は「密室トリックに用いたクギをカモフラージュするために行われる粉飾である」と推察できる。

 また、通気口という脱出口の特性から「犯人は大柄な体格では無い」と言える。

 

 

密室2(洋館)

 

推理2-①

犯人は入口のドアから脱出し、鍵を閉めた

・『部屋の見取り図

 この密室には時計塔、カジノのように抜け道は存在しない。

 そのため、それこそ魔女や怪異の犯行でなく人間の犯行であるとするなら「入口のドア以外に脱出口は存在せず、鍵をあとから内部に運び入れるタイプの密室である」と判断することができる。

 もちろん「闇金持ちの主は秘密の抜け道を書斎に用意していた!」などの指針迷子はノックス第3条『秘密の抜け道を禁ず』でぶっキルです。

 言うまでもないけれど言いたいので言いました

 

推理2-②

 ではどうやって鍵を部屋の中に運び入れたのか?

犯人は施錠後に通気口から部屋の鍵を部屋の中に入れた

 これは密室4時計塔とは異なり鍵穴が埋められておらず、まず施錠が可能なことによるトリック。

 では如何にして鍵を部屋の中に、それも死体の下に運んだのか?

方法は細い紐状のモノを用いてケーブルカーのように鍵を死体へと運んだ。経路は通気口から人形の眼窩へ紐を通し、上体を起こさせた死体の首を経由して一周し戻ってくるルート。これ使って死体の方へ鍵を滑らせ、紐を回収すれば、落ちた鍵が倒れた死体の下敷きになる

 これは全ての解鍵である、

・『死体の下半身の釘は貫通し床に遺体を固定しており、血痕も横向き

 『上半身は釘が貫通しておらず血痕も縦向き

・『死体の首の後ろ側(ドアと反対側)のみに、絞殺痕のほかに細いロープの痕跡がある

・『眼球をくりぬかれ、内部で穴が繋がったた人形

・『書斎の見取り図

・『ドアの鍵は死体の下に敷かれるように落ちていた

 から構築可能なトリック。

 以上のトリックによってこの密室は切り捨てられたと知り給え!

 ただしこのトリックは誰にでも可能な技術であり、犯人を絞り込む要素は無いのが残念です。

 

 

密室3(美術館)

推理3-➀

 推理2-①と同じく、

犯人は部屋の入口のドアから犯行後に脱出し、鍵を閉めた

 

推理3-②

 犯人はドアを使用した。

 ただし、

・『ドアの鍵は内部の人形と一緒に打ち付けられた物と、職員の持つ物の計2つのみ

 もちろん「その職員が犯人と共犯であった」という説はノックス第1条『犯人は物語にあらかじめ登場しており、その心の動きが読み取れる者でなくてはならない』でぶっキル、デス。

 

 では鍵をどうやって内部に入れたのか?

 それは、

人形を先に固定した絵画を窓際に立てかけ、窓の外から人形へと鍵を釘で打ち付けた。そのあとに絵画をパタリと倒せば死体発見時の状況が完成する

 この方法ならば以下の

・『釘付けにされた人形

・『ドアの鍵

・『窓の隙間

 と現場の状況に矛盾を生じさせずに密室を構築可能!

 

 

犯人は誰?

 密室1より、

・『犯人は大柄ではない

 これにより教会使用人は犯人ではありません。

 密室2と3は誰にでも犯行は可能ですが……

 密室4。

・『犯人は教会所属の人間

 これにより、第一発見者の信者は犯人にはなれません。

 さらに重ねるならば『腕を骨折している』シスターにも犯行は難しいでしょう。

 なにせ絞殺を片手で、しかも一般的な女性の手で行うのは難しいですし、不安定な縄梯子を降りるのもかなりの困難を伴います。もっとも「時計塔からの脱出中に落下した時の怪我」というセンもあり得る範囲です。

 が、

・『壁に向かって並んだ足跡

 これが「犯人はしっかりと両の足をついて地上へ降りた」を示す証とも考えられます解鍵です。よって犯人はやはりシスターとは言い難い。

 残った犯人候補はただ一人。これでヘンペルのカラスは有効……さらに犯行の条件にも合致する教会の人間でシスターよりも1cm小柄な人間ッ!

 糸目神父……あなたが犯人以外に在り得はしません!!

 

 さて以上を以て密室の謎はすべて切り捨てました。

 ただ解鍵がそこに存在するだけで、私にはここまで程度の推理が可能です……如何でしょうか、皆様方?

 

 ——と、まあ。勢い付いて赤き解刀を振り回してみたものの。

・『釘を打ち付けられた人物画

・『信者が零した黄色いペンキ

 この二点の解鍵は触き明かされていないままです。しかし密室の謎そのものにこれらが関与していないし、犯人も糸目神父が最有力。おそらく犯人追及フェーズで使うのでしょうから、振りかざすのはその時にしようと思います。どうせ「犯人しか知らない『絞殺』の情報を自白させる」があるのは解鍵『非公開情報』から察せられますし。

 それはそうと、信仰深いがやや話が通じないたまに開眼する準糸目神父が犯人って、まあまあ王道をぶち抜きすぎじゃありません?

 

考察

 あと保安部の連中……というよりカナイ区自体が「未解決事件を量産しようとしている可能性がある」のは確かっぽいですね。これだけテクノロジーが発達した独裁地区、秘密警察のような保安部までいるのに、盗聴器はおろか防犯カメラすら設置していないのは妙です。普通なら住民監視のためにも置けるだけ置くでしょう、監視装置なんて。なのに、それがない。

 ここでチェス盤をひっくり返してみると、アマテラス社は「わざと犯人が特定できないような環境を整備している」と考えられる。そして杜撰な捜査で冤罪、つまりは『未解決事件』および『謎迷宮』を量産されるわけだから……やはり、カナイ区最大の秘密とは謎迷宮をしっかりと認識している組織による人類の精神汚染なのでは?

 なんだか江ノ島さんの『絶望病』思い出すけれど、それで何がしたいんだか……

 

補記.

 ハララさんの性別どっちだよ問題が出てるけれど、執拗な前フリ、喉元を隠す衣装などから男性っぽい気がする。ちょうどダンロン無印にも前例があるし。

 

 

答え合わせ後の追記コーナー

・『ハララの探偵能力は「第一発見者の目撃した光景」である

・『ハララの探偵能力は「犯人」と「被害者」はトリガーにならない

 これ使えっていうの、能力初見にはちょっとキツくない!? たしかにカジノでその辺のトリガー問題について説明あったけども。明らかにヒントとして浮いてるペンキ缶とかあったけども。信者が最低でも共犯者だったりはするだろとは思ってたけど!!

 でもノックス十戒に中指立てまくった調査方法なのに「本来なら可能な現場検証をしているだけ」なので、ノックス十戒の本質『理不尽なトリックじゃないので読者にも解ける』とかのラインは守っている。真面目だ……。

 

——というわけで、また最後の詰めが甘かったナグーチカです。今度からは探偵能力の発動条件もしっかり記憶していこうと思います。あぁまったく、残念無念失望絶望期待外れの的外れ…!!

 ま、まあ。トリックはおおむね解けてましたからね!!わ、我が推理は完璧。そう完璧だったのです。ええ! どこが?無様この上ないでしょうに。

 それはそうと、ノーヒントとはいえ教会とアマテラス社に繋がりあったんですね。それなら隠蔽も当然ではあるけども、まさかセスくんが普通に退場するとは……つくづくキャラの消費に躊躇いがないの恐ろしい。変態カップルの上司側はなんかオーラから別格らしいので、とうとうアマテラス側にも存在してるだろう「異能」に近づきつつあるのかもしれませんね……ところで1章の電車から降りてた謎の人影、結局あれ何???

 

 

 

 

超探偵事件簿レインコード推理置き場1(序章)

※注意

この記事はレインコードのネタバレを含みます

 

この記事の要旨

 これは作中の『謎迷宮』にて実質的な答え合わせをする前に、自分での推理を整理、保存しておくための記事となります。合っているかはどうかはさて置いての推理なので、もしこれを読む人がいたらご容赦ください。

なお提示された推理材料は『赤文字』、私がした推理は『青文字』で表記します。

 

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推理『アマテラス急行殺人事件』

推理➀

ユーマは犯人ではない

 推理というか、でなければ困るというやつ。まあ制作側には前科あるからあまり信用するべきではないメタ読みだけれどもね……

 ただ今回のはおそらく実際に犯人ではない。

・『食堂車の飲料のほとんどには睡眠薬が混入していた

・『ユーマがコーヒーを飲む念写映像

 以上の解鍵から『ユーマが睡眠薬の効果で昏倒していたのは事実であり、最初に飲んでいることから他の超探偵を殺害することは不可能』である。

 

推理②

犯行は6人以外の部外者Xではない

・『運行記録において停車記録は無い

・『超探偵2名の「6人以外の乗客は存在しない」という証言

 これにより『嵌め殺しの窓、走行中は扉が開かない電車に外部から人間が侵入することも、予め潜伏していることも不可能。よって犯人は6人の中に存在する

 

推理③-1

 ここからは「犯人がどのように6人を殺害したか」

犯人は自身の死を偽装して潜伏し、死体入れ替わりトリックでユーマの現場検証を掻い潜った。全員を焼死させたのも、遺体の身元を隠蔽していることを不自然に思わせないため。つまり犯人は生きている

 この時点でメラミプッチーザンゲの3名を容疑者から除外する。

 これは『顔で個人を判別できる程度に焼け残っている』という状況からの推理である。これに伴い、遺体の身元が確定していないジルチエイフェックスの遺体ついては(仮)を付けて推理する。

 

推理③-2

 ではどう入れ替わったのか。

犯人はジルチである

ユーマが救護者で目撃した、ナイフを刺されたジルチはまだ生きていた。ユーマが目撃したのを確認してから火を放ち、布団の中に隠していた死体と入れ替わって自分はベッドの下に隠れやりすごした。その時に用いた死体がエイフェックス(仮)であったために刺し傷が付いていた

 これは、

・『ジルチ(仮)に刺さった死体のナイフ

・『エイフェックス(仮)の遺体には刺し傷があった

・『ジルチ(仮)、エイフェックス(仮)の2つの遺体のみ顔の判別が不可能

 から判断できる。

 また、

・『保安部員による検死報告は「全員焼死」

 という発言は『ジルチにはナイフが刺さっていたと矛盾するため、これにより『ジルチは検死された死体の中に入っていない』が導けるため。

よって『ジルチは死んでいない、少なくともあの死体の中には含まれておらず死体の数も5つでなく4つが正しい』。

 

推理③-3

 どうやって死体を1号車から5号車に運搬した?

列車がトンネルに入る直前に1号車のみ切り離し、トンネルを迂回するルートで先回りした。そしてトンネルを出る直後に5号車として1号車を連結し、あたかも別の死体であるかのように見せかけたのである

初めに5号車へ通じる扉だけロックされていたのはそこに5号車が存在していなかったためであり、号車数のプレートが焼け焦げていたのも、この1&5号車のトリックを誤魔化すため

トンネル内で予備コントロールが稼働していたのも、唯一存在してたメインコントロール室を有する1号車が外れて独自走行していたことによる現象

これは

・『トンネルの横を迂回する路線がある運行図

・『1号車と5号車がそっくり同じ作りである案内図

・『ユーマが2号車に居るときに起こった停電と揺れ

・『トンネル内で稼働していた予備コントロール

・『プレートが歪み号車数が判別できないほど異様に焼き焦げた5号車

・『ベッドがひっくり返った5号車の救護室

 からの推理である。

 また、

・『内鍵の血痕

 については「被害者が火に苦しんで車内を足掻き回ったせいでナンバープレートも歪むほど火が回った」という推理を誘うためのミスリードである。

 ……もしくは。本当に1号車を切り離した後にエイフェックスが意識を取り戻して犯人、つまりジルチを探し回ったのかもしれない。おそらく運転のためにもメインコントロール室Bにジルチはいただろうから、トイレの個室を開け探したあとに辿り着き……という可能性もある。その後にAの方に移ったんだろうか。

 タフと言う言葉は探偵のためにあるのだ。

 

結論

犯人はジルチ

彼は死体を入れ替えて自分の死を偽装し、さらにその死体を1号車ごと切り離して5号車として連結することでユーマに「自分以外全員が死んだ」と思わせ、犯人に仕立て上げようとした

 

 

 

※謎迷宮クリアして答え合わせしたら以下に追記

 おおむね当たってましたが、タフ探偵は幻想描写でしたね!!

 でもあの怪我したシーンも解鍵にするとヒントすぎるからって、さすがに回想不可はちょっとアンフェアじゃないですか。納得いかねぇぜ……!!

 

 あと少し笑ってしまったのですが、てっきり最初からあの編成数で出発してたと思ったのに「始発駅に一両置き去りにしてます」「カナイ区には本物のジルチの死体入りの車両待機させてます」は……バレるだろ……さすがに……!! 少なくとも始発駅で通報されるって……!!

 ただ、もしこれが魔女遊戯ならば……

・『列車が駅に着いた時、車両内にジルチの死体は確認されている

・『始発駅で車両の数が揃っていることはしっかりと確認されている

 こういった赤文字を復唱すれば戦人プレイヤーをゲラゲラ嘲笑うこともできたとは思うので、ちょっと惜しかったですね。

 

 

うみねこ備忘録~推理~

※この記事はうみねこ散で答え合わせをする前の、自分の考えを残しておくためのメモです。赤文字の確認などネタバレしかしないためご了承ください。

 そもそも解けてすらいない。

 

 

 

開示された前提(EP4)

全ゲームの開始時に金蔵はすでに死んでいる

この島には18人以上の人間は存在しない

身元不明死体についてその身元をすべて保障する。替え玉トリックは存在しない

 

第一の晩(有効

園芸倉庫での顔面損壊殺人。

蔵臼、留弗夫、霧江、楼座、紗音、郷田

園芸倉庫で見つかった親族6人の殺人に不審な点はない。アリバイのない誰にでも犯行は可能だった

→有効(赤字反論はなし)

 

第二の晩(無効

絵羽夫婦のチェーンのかかった密室殺人、死因は頭部の銃痕

二人は他殺である

殺人は執行者、犠牲者は共に同室して行われた

執行者が室外から殺害する手段は存在しない

犯人はアリバイのない人間である死者。顔面粉砕死体による犠牲者のふりで姿をくらました犯人Xが犯人。密室構築後にベットの下などに隠れ全員をやり過ごした。

→無効。身元不明死体はその身元を保証されている。偽装死体は存在しない。

 

第三の晩(無効

ボイラー室で嘉音が胸を穿たれ致命傷を負う

死者、生存者を含めたすべての人間にアリバイがある、島の如何なる人間にも死者にも嘉音は殺せなかった

嘉音は自殺ではない

・嘉音は他殺だ

 →復唱拒否

状況は不明だが嘉音は事故死だ。どんなドジで胸に杭をぶち込まれて死んでしまうことに至ったかは悪魔の証明で説明拒否

→ラムダの嘉音は事故死ではないで無効

 

第四、五、六の晩(無効

客間にて源次、南條、熊沢の三名が頭部を破壊され死亡。真里亞は無事。

同室していた真里亞は殺していない

三人とも他殺だ

相討ち殺人で三人が互いの顔面を吹き飛ばし、その後、真里亞が銃を回収した

→ベアトは暴論と呑む。しかしラムダの源次、南條、熊沢は殺人者ではないで無効

 

第七の晩(無効

武装していた夏妃が自身の額を撃ち抜かれて死亡

夏妃は他殺

身元不明死体は一切なく、生存者は全員アリバイがある

夏妃の額に埋まりし銃弾は夏妃の銃から放たれたものではない

夏妃は内容不明の手紙で呼び出され、特定の時刻に特定の場所に立つように指示され、予め設置してあったトラップXで殺された

→ベアトは敬意から譲る。が、ラムダの夏妃を射殺したのはトラップじゃなくちゃんと銃を構えて引き金を引いてしっかりと射殺したで無効

 

 

現時点での所感

前提

まず今回の犯人は夏妃であると仮定する。

①金蔵は既に死亡している

 おそらく目的は一巻から続く絵羽さんたちの見立て通り「死因は余命宣告通りの寿命。蔵臼&夏妃の本家組が、遺産を先延ばしにするために失踪扱いを狙っている。使用人、南條医師もグルになって『まだ金蔵が生きているように振る舞う』ことで成立している『反魂魔法』」である。夏妃さんの聞いた「あまりにも優しすぎる金蔵の言葉」はその存在をエミュし続けた夏妃さんの幻覚であり、レシートの件もこれで説明が付く。

 あわせてEP3で楼座さんが「分け前は取り決め通りに2億でいい」と言っていることから、横領またはこの事実に対して絵羽、楼座、留弗夫たちは組んで強請りを画策しており、それを躱すための『反魂魔法』であったと推察できる。

 ……また根拠はないが、楼座さんが真里亞との約束を放って『休暇』を取っていたのもこれを画策した絵羽or留弗夫に話し合いへと呼び出されていた可能性がある。さすがにこれなら映画の話とか吹っ飛んで悩むあの電話越しでの態度も頷けるので。

 

第一の晩

 戦人の『青』に同意しつつ、主犯を夏妃と仮定。

 しかし、夏妃が蔵臼や紗音を殺害する意味がなく、碑文に則る意味が不明のままなのでそこを考えてみる。

 私の仮説は「犯行は意図的でなく親族会議の白熱による事故。その結果として発砲や乱射が起き、結果的に全員死亡。夏妃たちを庇うために使用人も協力しながら『反魂魔法』の延長上として、金蔵の実在を想起させる魔法陣を描いて隠蔽した」。

 

 戦人も考えた通り、魔法陣と犠牲者の数は繋がりがるはず。そこは間違いない。

 しかしチェス盤をひっくり返すと、「魔法陣と碑文に沿わせるために六人を殺した」ではなく「六人ほどの人間が死んでしまったのを誤魔化すために、碑文に合わせた六人にし、魔法陣でさらにオカルト文脈を後押しした」とは考えられないだろうか。つまり、「突発的に起こった、遺産関連だと即座に看破される事件を『魔女』の仕業ということにしようとした」という真相だ。

 ただし。郷田は口封じだろうが、片翼の鷲があり『反魂魔法』の協力者であるだろう紗音が殺されたのが解せない。

 →「紗音は実は殺されておらず、死体のフリをして自由に動ける18.5人目になった。これは替え玉ではなく死んだフリなので替え玉否定の赤字にも矛盾しない」とか……?

 南條先生がグルであり、ひとりだけ倉庫の奥に置かれていたのも偽装のためかも。

 もしくは「六人に合わせるには口封じした郷田を合わせても一人足りない……そうだ、誰かひとりが死体のフリをして潜伏するのはどうか?」という流れであったとか。

 そうなると嘉音くんの「奥様が死ねばよかったんだ!」も意味が変わって「紗音じゃなくて奥様が潜伏役やればよかったんだ」という言葉になりそう。

 

 

第二の晩

仮説。

使用人が『反魂魔法』の件で夏妃たちとグルである」としたうえで「嘉音と源次の来訪からチェーン切断の流れは『幻想描写』であり、真実はチェーンのかかっていない部屋にチェーンを掛けて切断し、魔法陣を描いてから皆を呼んだ」。

 理由としては、あの場面で夏妃含む戦人たちに何も声を掛けず、独断で扉を開錠するのが怪しすぎるため。開錠だけなら杞憂だった時が考えられてまだしもチェーン切断は証人いない→使用人が犯人では? と疑われるからケアするはず。

 ここでチェス盤をひっくり返すぜ? するとこれは「呼ばなかった」ではなく、「呼べなかった」が真相ではないかという仮説がたつ。状況的にも夏妃さん、特に『金蔵』関連で疑いの目を向けた直後だからその辺が動機なら自然だしな……

 

第三の晩

 まず「死者も生者も含めて嘉音を殺せない」という時点で、嘉音が直接の他殺ではないのは確定。

 そしてベアトが復唱を拒否したことのチェス盤をひっくり返して考えると「嘉音が他殺ではないと断言する」ことにベアトは意味を見出したと解釈できるはずだ。そして「自殺ではない」、さらにラムダが「事故死ではない」と宣言している以上は「嘉音殺害は何者かの意思によってもたらされた結果」であることは確定。

 

 以上の二つに加えて嘉音は「もうお前の思い通りになんかさせない」と言った旨の発言をしている。これが幻想描写だろうが、その意志だけは真実でありそれに基づいた描写だと仮定すると、「ボイラー室の異臭を探しに来た人間に向けた無差別なトラップを仕掛けていたが、元は犯人側だった嘉音が叛意から自らを犠牲に犯人の思惑を空振りにした」という仮定を置く。

 これならば上記の『赤文字』にも矛盾しない。ついでに言うならば、後述の夏妃殺害では「ちゃんと引き金を引いて云々」をここでは宣言しなかったのも意味があるのではと推察しておくぜ。というか生者にも死者にも無理なら「明確な殺意がある以上は他殺である」トラップしか方法がないからなぁ!!

※一応、腹案として「ボイラー室には有毒ガスが満ちておりそれで致命的になった嘉音が杭をグサーしてしまったうえで、残る力で換気のために扉を開けた」とかもギリあり得はするとは思う。死因のガスが意図的なら他殺と言えなくもないっ……かも程度に。

 

第四、五、六の晩

 相討ち殺人ではなく、真里亞が犯人でもない

 じゃあ犯人誰だよ、夏妃さん含む他の人間は全員書斎だったんだぜ? ……ここで使うために第一の晩で用意した「紗音、生きてたりしない?」があったわけですね~。というか、ここから先の事件は犯人候補を書斎の外に求める必要があるせいで、もうこうするしか手がねぇ!!

 そもそもの話、だ。少なくとも六軒島に『19人目』は存在しない以上、誰かがベアトリーチェを名乗り真里亞に接触する人間でないとおかしい。そしておそらくそれは兄弟たち大人組ではない。ましてや南條先生、源次さんでもない。彼らをそれに仕える存在なのは立ち振る舞いからしてほぼそうだろう。まあその辺は最後に考察するから一旦置いておくとして、この事件は「倉庫から解放され隠れ潜んでいた紗音が三人を碑文に沿って殺害した。第一の晩と同じ顔面損壊は倉庫の示唆である」としておく。

 手紙は本当に源次さんか熊沢さんあたりが置いたのではないか。

 

第七の晩

 この事件において夏妃さんは「ベアトリーチェからの決闘を挑む手紙を読んでホールへ訪れた」といった幻想描写がされている。が、それは真実ではないと解釈する。

 私の推測はこうだ。「夏妃さんは本家組の当初の隠蔽路線からかけ離れた連続殺人に、誰かしらの暴走を察知。真相を知られぬように子どもたちを閉じ込め、自分ひとりで紗音の口を封じるために赴いた。手紙の内容も決闘ではなく夏妃さんの真実を公開する内容である」。つまり「待ち伏せていた紗音がきっちりと銃で射殺した」である。

 

補足事項

紗音について

 ここまでの考察で当然の疑問として「なんで紗音をそんな疑ってんの?」があると思う。これも一応理由がある。

 根拠は「金蔵は福音の家に多大な援助をしている」という点……『愛』ある視点で見ても、するか? 金蔵が名も知れぬ子どものために寄付とか、確実にメリットの存在しない行為を、あの金蔵がぁ?

 ……それならここでチェス盤をひっくり返す。つまり「福音の家に援助する事は、金蔵にとっても意味があることだった」さらにいえば「福音の家を金蔵にとって特別にする存在が、そこに居た」と考えるのが自然だろう。では金蔵にとって特別なものは何か。そんなものベアトリーチェ以外に存在するはずもない。

 つまり、だ。ベアトリーチェ、少なくとも「六軒島に人間として存在したベアトリーチェ」本人、もしくはその縁者、忘れ形見が福音の家に在籍していたのでは。そしてそこから引き抜いた『使用人』の中でも『片翼の鷲』を与えられるトクベツな存在、嘉音と紗音こそがその『忘れ形見』なのでは?……という仮説。

 

 まあだからといって、「なんで紗音が夏妃さんを裏切って一切鏖殺なんてしたんだよ」という疑問点はなぁぁんも分かんないんだけどな!!!

 

②紗音さんについてpart2

 まだするの? うん。

 これはなんか引っかかっただけなのですが、嘉音を紗音、戦人の前に揃って登場する瞬間がないんですよね……EP1~4通して。EP1で遊びに誘われた時も嘉音だけ断っちゃうし。一緒にいるのは『使用人』しかいない場面か、幻想描写の牢屋のみ。

 もしかしてこの二人、紗音が本体で嘉音は別人格とか、そういうカラクリあったり、しますか……?

 

結論

 EP1の真犯人もとい黒幕は右代宮夏妃。

 これには実行犯や工作犯として使用人も含む。

 動機は遺産相続争いで偶然発生してしまった蔵臼たちの死亡事件に端を発し、右代宮家の名誉や諸々を守るために連鎖して起きていった事件。それに『ベアトリーチェ』である紗音も絡まった不幸な事故が真相

 

答え合わせ(EP5読破後に追記予定)

シーユーアゲイン、ハバナイスデイ

 

ここから追記

 

 

 

 

 

 

 ……結局EP5~6で真相の開示が無いとか聞いてないが!?

 代わりに嘉音=紗音問題への(おそらく)肯定が来たので、そこを軸に『EP6:嘉音の密室侵入』について、古戸ヱリカとの対決が終わる前の時点での考えを記しておく。

 

嘉音の密室脱出について

 まず嘉音と紗音は同一人物でありながら、別個の存在として名を持つ1人で2人の人間であると考えられる。そのためベアトの赤文字に抵触することなく、隣部屋に紗音=嘉音が、部屋人数5人のまま存在可能。紗音は嘉音本人でもあるため本人の縛りも問題ない。

 そして紗音=嘉音は窓から脱出した。

 

戦人救出について

 まず、紗音と嘉音は同一人物であるため、『助けたのは嘉音本人である』という赤文字にも矛盾しない。

 そしてヱリカが熱湯と格闘している間に戦人を逃がし、ベッドルームorクローゼットに入った。

 ただしこの時点までで『紗音は嘉音という人格を殺した』ため、どちらに隠れていようとそこにいるのは紗音。嘉音はどこにも隠れていない!

 この『嘉音の死亡』は戦人を救出した後の出来事であると仮定することで赤文字との抵触もしない。よって、古戸ヱリカの青き真実の弾丸は照準を見失う事となる!!

 

 

 

新劇スタァライト、大場の刀についての考察

この記事はネタバレを含みます。

 

 

 

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恐喝および暴行、自殺ほう助の疑いで逮捕された被疑者のNさん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開始地点

 大場の本差(輪)が遅れてやってくるやつ、以前にみた『水に沈んだ写真がB組面子が多かったことから心が裏方に傾いていたが、それを元に戻したからでは?』という考察が天才的だったのですが、さっき急に「もしかして逆なのでは?」と思いました。

追記訂正

 B組の写真は冒頭、雨宮詩音が激ヤバスランプしてる時のシーンでした。

 でも特に問題なく説明できそうなので続行します。

 

 まずあの写真のシーン、中央にあるのは星見との思い出なのですよね。大場が今まさに引導を渡さんとする星見の、眩し”かった”ころの写真。これと一緒ということは、あの水の中の写真はすべて捨てる執着(思い出)なのではと、思ったんですよね。

 というのも。

 狩りのレヴューの大場は星見への庇護支配欲を捨てて「もう見て見ぬふりをしながら守ったりせず、ちゃんとここで死なせてあげるね」という意味での『ケリをつける』なのは間違いないと思うのですね、まず。
 そうなるとあの「夕暮れの写真」は大場が捨て去ると決意した執着である過去、今はもう得られない憧憬の象徴のはず。だから騎乗位写真撮影で放り捨てられていたり、水に沈んでいたり、雑に扱われていたのではないでしょうか。
 となると。

 それと一緒に沈んでいた写真にB組とのものが多かったという情報を真とするならば、その意味は『役者も裏方もという双方への未練を捨てて、役者に覚悟を決める』なのではないでしょうか。

 もう捨てなきゃいけない執着、未練だから、水の中に捨てられていた。

 

追記

 そしてこれは『写真』であるB組、つまりは『舞台創造科としての道』にも繋がります。

 根拠としては、レヴュースタァライトでは3話の紙飛行機という前例があるためです。あれは真矢クロの比喩モチーフだったらしいのですが、舞台挨拶曰く「モチーフは統一しておきたかった」と監督はモヤっていたらしく。今回の映画でも「モチーフとテーマの一貫性」には気をつけていたらしいのです。

 このことから私は『大場ななの撮った写真』はすべて同じ要素を担っていると考えています。すなわち星見純那の写真と、B組の写真。その2つは等しく大場ぶとって『捨て去るべきモノ』であるということです。

 ついでに言えば大場のカメラが『携帯→チェキ』と変化しているのもその関係ではないかと思っています。携帯の写真は『いつでも持っていられるモノ』ですが、チェキの写真は『何もしなければ放置されていくモノ』だからです。実際、あの写真たちは地面へと放られていましたし、その構図のためにわざわざチェキを持たせたのかも?

追記終わり

 

 

 ここで話を太刀に戻します。
 大場が二刀流なのは役者と裏方、双方の才能が高いからというのは半ば公式みたいになってる共通考察です。でも皆殺しのレヴューで片手だったのは、直前までその状態を放棄して第101回聖翔祭、つまりは役者としての自分に専念していたからなのではないでしょうか?
 では、なぜ皆殺しのレヴューで二刀流に戻るのか。それは野菜キリンショックシーンで「私も戻らなきゃ。自分の役に…」がヒントだと思っています。あそこで言う””とは、その後に自らの課題に向き合うことを考えると自分自身のことであるのでしょう。

 そうなると逆説的に、皆殺しのレヴュー(二刀流=役者にして暗躍者)の大場は「大場ななが取りたい本筋の振る舞いではなかった」と言えるのではないでしょうか?

 再演時のように裏でキリンと通じ、舞台を整え、暗躍する裏方としての異常な才。それが大場ななが手放していたものであり、あの”皆殺し”で一度拾いなおした執着。だから最初から手元に用意できなかったし、その後の”狩り”ではまた捨て去ろうとする。

 星見純那という、自分が捨て去るべき執着に押し付ける形で。

 

 しかしここでひとつ矛盾が生じます。

 聡明な皆さんならお気づきでしょう。それは「あれ? 戻って来たのは本差(輪)だけど、押し付けたのは脇差(舞)じゃない?」という点です。

(筆者はいま書いてて気がつきました)

 

 これは考察からさらに落ちる推測ですが、大場の本差が元は舞台創造科スキルで、その理由は『他人を蹴落とさず活かす才能』だからなのかもしれないです。つまり、再演前からの大場にとって自由に振り回せる力ということですね。庇護欲に直結していて、だからより大きな武器として顕現していた。

 けれど新劇WSBの大場は「他人へ引導を渡すこと」の覚悟を決めたのかもしれません。これにより「庇護欲(創造科)スキル」と「暴虐(役者)スキル」の(精神的なやる気の)リソース配分を入れ替えた、つまりは再演という庇護支配を捨て、「役者」として修羅に落ちることを覚悟した結果なのかも。

 

 

 

まとめ(忙しい人向け)

大場なな、第101回聖翔祭に専念(役者特化に偏っていく)

再演記録を閲覧(ロロロ)していたところ、みんなの死を観測

神楽を呼び出し愛城との別離を促す(ロロロラスト、新劇OP)

進路相談。第一志望は俳優科だが、まだ覚悟が決まらない。

皆殺しのレヴューの準備を進める暗躍(創造科スキル)パート

「……しゃべりすぎだよね、みんな」

覚悟完了、皆殺し決行。支配者(B組)スキルも必要なので拾いなおす

本差(輪)の帰還。

WSB開幕。役者としての冷酷を貫く覚悟を決め本差と脇差が入れ替わる

狩りのレヴュー。

もう要らない「創造科」の象徴になった脇差を、同じく見捨てると決めた星見に押し付けて同時に決別をしようとする。

見捨てた星見にまさかの敗北。

「捨てなければいけない」という決めつけを捨て、星見純那とは無関係な他者(進路に口を出さない)になり、自分もどちらも抱えて行くルートを歩み始める。

写真が浮上。

B組スキルを捨てることをやめた表れ。

大場、両方を学べる英国王立演劇学院へ留学。

経済的な観点や利便性から、神楽ひかりとルームシェアを開始(これは幻覚です)

 

もしかしたら、EDで大場が持っていた本は『アルバム』なのかもしれませんね。

レヴュースタァライトがあの物語そのものなら、その記憶が『』になってもおかしくはありませんから。

「でも新しい事は何もないから、閉じてしまってもいいか」

 

以上です。

ご清読ありがとうございました。

 

 

 

おまけ

 大場ななの皆殺しレヴュー中に本差だけ遅れてくる理由、私の理由とは別に「愛城華恋を送り出した大場Aと、みんなを皆殺す大場Bに分裂していたから」という考察もあり天才か? と思いました。

 私の考察と合わせるなら、「愛城華恋を送り出すには『裏方』としての空間掌握能力とフォロー能力が必要→B組能力の本差だけ分離」とかもありかもしれないですね……

 でもレヴュー空間とはいえ2人に分裂できる大場なな、ほんとに人間? なんかひとりだけ素でスペックが桁違いだし、別格すぎる。

 もしかしてあれですかね。大場ななはヒトではなくの分け御霊、もしくはそれがヒトとして転生した存在で、分裂可能がデフォである神霊とかだったりします???

 

 

 ……ところで。

 スタァライトにおける『』とも言うべき観測者って『』であり『』ですよね。それは同時に『塔の導き手』とも。

 赤い二つ星。

 罪を裁く星。

 地下も、愛城華恋と神楽ひかりの運命も、そのもっと前の戯曲スタァライトそのものも、ずっとずっと見続けていた、

 まさか……ねぇ?

劇場版 少女☆歌劇スタァライト 感想座談会

 この記事はJohnさん(@Jack_O_H_Nielse)と私ことナグーチカ(@Qed495Scarlet)により行われた、6月4日公開初日ココフォリア座談会のログです。

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1日目

John : (見学が)19 人も?!

John : 皆様こんばんは John です

John : BGM 貼っておきますね…各自別窓でループ再生してください

www.youtube.com

ナグーチカ : もう開いてる画面が出たので笑ってしまった

John : では、開演しましょうか

ナグーチカ : ええ、はじめましょう

John : 劇場版 少女☆歌劇スタァライト 感想座談会!

ナグーチカ : 電車は必ず次の語り合いへ

John : さて何から話したものか……

ナグーチカ : 本編順に行くべきですかね?

John : 先トピック決めておきますか

ナグーチカ : ですね

John : 1 つ 30 分として…一人2つ

John : あとはまぁ流れで増えるでしょう。見学席から募ったりするかもですし

ナグーチカ : りょうかーい!

John: ではとりあえず私からは「ツッコミたい小ネタ集」「101 回聖翔祭のスタァライト

John : この二つをフィールドにセットするぜ!

John : 見学席の方も小ネタとかトピックあればドゥンドゥン書き込んでくださいね~

ナグーチカ : では私は「イラついてる序盤大場」と「皆殺し」で伏せますわね

John : では小ネタから…

ナグーチカ : 色々あったな……真面目なのからヘンなのまで……

John : これもどこから上げるか迷いますが…あぁそうだ

John : 進路相談のところ、皆アイサツしてから進路述べてたんですが

John : 花柳香子だけ先に喋ってから名乗ってるんですよね……アイサツ前のアンブッシュじゃんってなった(古事記スタァライトにもかかれているイクサのマナー)

ナグーチカ : 「初見でもわかる!」が嘘じゃないシーン

ナグーチカ : まあ、花柳香子を知らない方がシツレイと判定されるかもしれないから……

ナグーチカ : あとは天堂さんの劇団節季(?)も雑ネームで好き

John : あの辺明らかに四季だろ!!ってなりますね

ナグーチカ : そこまで言ったら季節でよくない!?ともなりました

John : 甚古さんは気づかなかったですね…>見学:決起集会のシーンに甚古さんに似てる B 組生徒がいた気がします

John : キャストの素顔についてあんまり詳しくないのが原因かもしれません、マシュマロにもいただいたんですが申し訳ない

ナグーチカ : 私も、決起会はよく観察できてなかった……

ナグーチカ : 人の顔オボエル、ムズイ

ナグーチカ : 元ネタ的にも超有名なところですものね……>見学

John : あと神楽家が一家揃って渡英したっぽかったですが

ナグーチカ : 単身赴任以外なら順当っぽくはありましたね

John : 一人暮らしじゃなかったっけ?ってマロがありましたが、寮暮らし始めたのはアカデミー王立演劇学院入ってからだったとすれば整合性とれそうですね

John : あ、そうそう

John : 劇場版における「ファン」、ほぼ「死体」と言い換えてもいいニュアンスでしたね

ナグーチカ : 西條さんだっけ、言ったの(曖昧)

John : ですね>発言者

ナグーチカ : 舞台を見る側ですものね、ファン。

John : とするとやはり TV2 話なんですよ

John : 「観客気分なら出てって。彼女たちを越えていかなきゃいけないの」

ナグーチカ : それ~~~

John : 一貫してるなぁ~って

ナグーチカ : 星見、意地からファンにもなれないから「進学」という逃げを選んだのかな~っていうのもありますね。堅実策以外にも。

John : 花柳香子の「おい」、京都文化財じゃん!ってなったんですけど

ナグーチカ : ドン香子大好き。よっ、祇園のちびっ子ギャング

John : もうあの「おい」だけで数年は生きられるわ…と思ったら「表出ろや^^」

John : 国宝に認定した

ナグーチカ : 寿命が千年延びた

ナグーチカ : もうあの”目”の曲線、四コマでばなながよくやるみたいなデフォルメ的な絶妙な角度ですよ

John : 花柳香子が突然ホステスになりブッダの手の上でピアノを弾いて鉢シャンパンタワー入浴したんだ(狂人の供述)

John : 狂ったのか?私は

ナグーチカ : あそこだけね、なんか三年目の浮気とかなんですよ。

John : またクロちゃんが巻き込まれてるというか

John : タップダンスの件いまだに根に持ってるぽいの草なんですよね

ナグーチカ : 花柳流三年目の浮気、鉄火場になるの怖すぎる。巻き込まれるのがクロちゃんじゃなきゃ死んでますよ

ナグーチカ : 「うっと……」じゃないんですよ。ループ再生したい

John : 約束タワーで味を占めたような2方向デコトラエントリー破壊もダメでしたね…

John : 突然デコトラが突っ込んできて恨みのレヴューを始めると面白くなるならそのシーンは書き直した

方がいい(サプライズ恨みのレヴュー理論)

ナグーチカ : デコトラで清水の舞台から飛び降りる、新しい諺

John : あとなんだろな…舞台に変形する電車も良かったですね。マスターグレードで出してほしい

John : 前に進む舞台(直喩)

ナグーチカ : あそこというか電車周り、もう現実侵食してませんでした!? キリン、絶対通行人に目撃されてるし

ナグーチカ : 「あれ?裏世界ピクニックみてたっけ?」ってちょっとなったよあの導入

John : 夜の街駆けてましたからね(YOASOBI)

ナグーチカ : 夜に駆ける大場

John : あと 194kg 持ち上げるまひる

ナグーチカ : 全体的に「ホラーがやりたい」っていう意志を感じましたよこの二人

John : あからさまなマッドマックス(ポジションゼロ輸血袋)は酷かったですが

John : 横向き東京タワーを打ち上げ滑走台にするの、世界一東京タワーで遊ぶのが上手いアニメでしたね

ナグーチカ : 塔=橋=滑走台とやりたい放題

ナグーチカ : 死に体、言い得て妙>見学:皆殺しのレヴューで皆があっさり負けたのは既に死に体だったからでは?

John : マジで介錯ですね>死に体

John : スタァライトでしか聞けない台詞、「狼狽えるな!舞台装置だ」

ナグーチカ : 急にマリアさんでわらっちゃったシーン

ナグーチカ : 首から大量出血して確実に死ぬ状況に困惑する推し(星見)、性癖に刺さった。一人称視点も完璧

John : 37 分ほど喋てしまった…ではこのままイライラ大場に移っていいですかね

ナグーチカ : 実質イライラ大場の話でしたね……

John : 「しゃべりすぎ」が印象に残ってるんですけど

John : 何度か言った以上明確な意図がある表現のはずですがイマイチつかめないんですよね

John : 「しょうもな」の時も言ってて

ナグーチカ : あれ、「言いわけしすぎ」みたいなニュアンスかなって

John : あー言い訳

John : それはそうなんですけどダイニングのシーンとかみ合わないんですよね>見学:セリフを喋れってことでは?

John : 言い訳ならわかる…かも

ナグーチカ : 言い訳というより、ムダな言葉が近いかも? 自分を誤魔化すための無駄なセリフ

ナグーチカ : 脚本家としても舞台少女としても、そりゃイライラするよなぁ……と

John : イライラは「私の再演から出て前に進むって言ったんだからお前らさっさと生き返れ」

John : みたいな感じで見ましたね

ナグーチカ : 「レヴューを待ってたのに」にも「は? まだあの疑似餌頼りにしてるの香子ちゃん?」と思ってそう

John : 脚癖悪いのも最高だったんですけど

John : 純那ちゃんを凪ったのはタツジン!ってなりましたね

John : 七の呼吸 捨壱ノ型じゃん(矛盾)

ナグーチカ : 足をトントンと鳴らしてたのも態度最悪で好き

ナグーチカ : 「だぁかーらぁ……」の言い方、心底見下してる人間のセリフ

John : やたら繰り返す「強いお酒」何だろと思ったけど

John : あれ、果実が腐って酒になってる的なニュアンスかなぁって

ナグーチカ : あーそっか、発酵もあるのか!!

ナグーチカ : 西條楽屋にピーチネクターあったから、トマト(に見える糧)を既に食べた影響かと思っていた

John : ピーチネクター、缶に不老不死とか書いてあって怖いんですよね

ナグーチカ : あの缶、そんなこと書いてあったのか……

John : あと遅れてきた小太刀、あのタイミングで輪舞が揃ってループがはじまったみたいな考察思いついたけどその先に進まなかったです(電磁抜刀すき)

ナグーチカ : 「これはオーディションじゃないんだってば」も香子にキレつつ蹂躙宣言するバトウ

John : なるほど華恋ちゃんとの問答が先で「戻らなくっちゃ」で皆殺しという流れもありうるか>見学:華恋を残して降りるシーンは時系列的に皆殺しのレヴュー前なのでは?

ナグーチカ : そういえば大場は遅れて入ってきてましたものね……

ナグーチカ : 太刀、愛城を別路線に放逐するためのアンテナしてたのかもしれない

John : なるほど、なるほど

John : うーんわからん

ナグーチカ : 大場、ほんとに人間か?(n回目の疑問)

John : 初見の皆殺し、かっこいいことしかわからんかったのですが

John : 考察みてからだとあれ完全に介錯でしたね

John : 瀉血(しゃけつ)と言い換えてもいい

John : あのへん、聖餐と絡めたらなんか神学的に考察できそうですね

ナグーチカ : 皆殺しに関しては決起祭で西條さんが説明紛いな「だからななは……」あるのも大きい

John : その辺どういうセリフでしたっけ>決起集会 モロ言ってるじゃん!ってなったのは覚えてるんですけど

ナグーチカ : わたしも具体的な記憶がないですね……

ナグーチカ : ドリルで固定してるシーンだったことは覚えているのだけど……

John : 日曜に見ておくか…※モブ舞台少女が読み上げる第101回のスタァライトの台詞でした(たどり着いた頂に背を向けて…等)

ナグーチカ : 私は明日……

John : ばなな自身の弱体化が弱いのはなんだろう

John : ばなな自身、「目標を達成して燃え尽きて腐る」を本編で経験してるので

John : いや、これこの後したかった話と矛盾するな

ナグーチカ : 単純に「ブレていない」からなのもありそう。天堂さんと同じで、舞台少女としての在り方を芯に持っているからとか

ナグーチカ : あとはもう「トマト」を食べてるから……?

John : 概念バトル解釈でいいなら

John : 大場ななは相手を敵ではなく救済対象と認識した場合問答無用で勝利する「無敵の舞台少女」だから…かな

ナグーチカ : 私としてはキーワードが「怖くて逃げた」であるっぽいことから、逃げてない(前進する意志がある)と朽ちないのかなと

ナグーチカ : あと、愛城に語っていたシーン曰く大場ななの「お菓子」は舞台少女の糧(トマトおよびキリン?)と同じらしいので、自家生産で燃料が朽ちないのかもしれない(これも意味不明なスペック格の高さだけど)

John : あ、ばななの進路が実質ななひかの入籍だった話はまた今度したかったんですが

John : 王立演劇学園、8 話の説明によれば演劇理論から小道具造りまで全部やるんですよね。なのでばななは両方選んだということなのかもしれない

ナグーチカ : やっぱりそうですよね、あの留学。少なくとも、俳優科が第一志望だったのでそっち優先してそう

John : 細分化されたクラスという説明は見なかったことにする(クラス間交流プログラムが盛んってことなんだろうか)

ナグーチカ : 細分化、あの感じだと気軽に交流してそうなのはありますね

John : トマト、キリンとイコールで結んで「糧」ぽいですが

John : 監督が劇場版全然考えてなかったというメタ情報踏まえると

John : トマト=キリン=ファン=糧

ナグーチカ : あ~……

John : 次の舞台がまだなくても、ファンの熱望を糧に表現者は再起できる

John : みたいな話かなって

ナグーチカ : それが根幹でしょうね、たぶん……

ナグーチカ : ……天堂真矢虐待、そういえば、シンフォギアマリアさんもトマト嫌いだったような気が

John : あと燃えるキリン、お前サソリ兼任かよってなった(銀河鉄道の夜

ナグーチカ : キリン、上位存在に「燃料」として生み出されながらもその運命に喜んで殉じていったのでいちばん健気だったまであるんですよね

John : (公式に貢ぐオタクに見えたの黙っておこ)

ナグーチカ : さすがに命まで捧げるのは一線を画すかな、と

ナグーチカ : 役というか、「やっと使命を果たせる!」なので出番とも同義だった>見学:キリン、役がもらえて嬉しそうでしたね

John : あ、そうそう皆殺し

John : 要するに再生のための準備だったわけですけど

John : 狩りのレヴュー、あれ純那ちゃんに自分を執着諸共殺してもらうために組んだマッチですよね

ナグーチカ : 処刑人として出たのに「虎」をノリノリで受け入れましたからね……

ナグーチカ : 狩りの小ネタというか推しカプなのですが、大場の脇差が「介錯用」となったことで神楽ひか

りのダガーと共通点を得たのですよね

John : ”慈悲”ですね…

John : 皆殺しのレヴュー、あとは電車の変形が最高だったと心の中の男子小学生が未だにはしゃいでますが

John : ピンドラっぽくもありましたね

ナグーチカ : しれっと「あれ? 天堂さんたち行方不明じゃない?」みたいなシーンが印象深かったりする(大問題だぞ大場なな)

John : あの辺「ぜんぜんつかへんやん、次の駅」で暗喩~~とかなってたらぶっこまれて「既にスタンド攻撃をうけているぞッ!」となりましたね

John : 何気なくしゃべったセリフが暗喩になってる演出綺麗だから好き

ナグーチカ : 都内なのに誰もいない電車で気がつくべきでしたね……あれ……悔しい

ナグーチカ : ……そういえば、皆殺しってなんか「猿夢」っぽいな

John : 電車、異界というか

John : 境界かつ密室ですもんね…

John : 地下だし

ナグーチカ : 空間をぶち抜いて通す道は異界に通じやすい、ブレイブストーリーで学んだ(あれは縦軸で階段だけど)

John : 今回全体的に幻想描写が多くて

John : 友人も「うみねこ化物語履修しといてよかった」って言ってたの笑いましたね(シンエヴァ感想 TLと同じ文脈だったので)

John : 気づいたらメンバーリスト 45 なのビビりすぎてネフェルタリ・ビビになった

ナグーチカ : ……えっ、マジですの!? ……、マジなのだわ……

John : キリン、黒幕というよりはエンタメへの渇望から具現化した地下劇場のアバターというか

ナグーチカ : キリン、あってもたぶん中間管理職ですからね……

John : 集合無意識に作り出された存在って感じがしますね、本人もノリノリですが

ナグーチカ : そうなるとやはり、あのキリンの”次のキリン”は地下舞台に生み出されるのだろうな。子キリン(と神楽)が大場宅に転がり込む展開、ほんとにあるかも

John : 転がり込むんじゃないよ

ナグーチカ : ななひかシェアハウス、神楽が王立在籍中でも社会舞台人でもありえそうなのである。西條さんがバイトしてたから経済対策も大事らしいし

ナグーチカ : 舞台の破壊者愛城華恋

John : あ、マシュマロにまだ 2 件ありましたね

John : 『純那ちゃんとばななの留学は大学進学後なんでしょうか』のではないか…

John : うーん私の解釈だと劇団入りした三人の初公演の前と同じ時系列で

John : それが何年目かは不明ですけど卒業の 1 年後くらいじゃないかなって

ナグーチカ : うん。進学はしててもいいとは思うのだけど、レヴューを見るに「進学は本意ではなく逃げ」と読めるから、そのまま留学してそう。アカデミーだから学業ではあるし

John : なのでばななは王立アカデミーへ進学、純那ちゃんは渡米して劇団入りしつつ大学行ってそう

ナグーチカ : 私もそう思う

John : あと「バイクのキーホルダー、香子の薬指にはまってた説」

John : これは要検証ですね…

ナグーチカ : 花柳香子ならやりかねねぇ~~~!!!

John : やつはそういうことする ※やってました

ナグーチカ : そういえば香子改め彗仙、スタリラの1コマ漫画で「うちもバイクの免許取ろかなぁ」と言って

いるんですよね……その時は運転なめ過ぎてて止められてた

John : 倒してはいましたけど、乗れてはいそうですよね香子

ナグーチカ : 単に素人だから大型バイクになれていない描写かも

John : では最後に大胆な仮説を発表して学会から追放されるとするか…

John : 【第 101 回聖翔祭のスタァライト、劇中で描写されていた説】

John : これは確固たる説なんですよ、シャンクスが二人いて仮面ライダービルドのモチーフが日本神話なくらい確か

John : ゼロワンは AI、セイバーは BOOK、令和ライダーはアルファベットモチーフなんだ(グルグル目)

ナグーチカ : ドライバー類が数字モチーフなのと同じくらいたしかだ……

ナグーチカ : でもパンフの脚本を見るに、実際まさあめ脚本=監督陣営はリンクしてる

John : 第 100 回のスタァライトは TV 版 12 話と概ね同じ筋書きで進んでいたぽいじゃないですか

John : 最後にひかりちゃんを救ったのと同様にフローラはクレールを救い、塔から解放されて終わる

John : 同じように、101 回のスタァライトは映画本編と同じように近いあらすじで

John : 星祭りが終わったあとの話なんじゃないかなって

ナグーチカ : 雨宮詩音、おそらく世界真実(レヴュー)に自力で辿り着いているんですよね……

John : 劇中で脚本のラストが決まらないのとか、キリンが最終章って言ってたのとか

John : あれも 9 人の抱えた悩みとその解決であり、新たな戯曲スタァライトの展開であり、101 回のスタァライトの筋書きである

ナグーチカ : 雨宮詩音は当て書きをよくするから、やはりモデルが迷っているとスランプ入るのだろうか

John : あるいは雨宮さんも華恋同様に悩んでいた

John : ですかね

ナグーチカ : 檻、おそらくは星罪の塔なんだろうな……あれを破壊して逆さにぶっ刺したのも、今回塔を駆けまわっていたのも、神楽ひかり

John : なので結局明かされなかった 101 回スタァライトの内容は本編とほぼ同じ、と言う話でした

John : TV 版ではわかりやすく地下オーディションの結末と同じ劇のシーン入ってましたけどいれたから二回目は今度は同じ演出しなくてもわかるでしょ説明いらんでしょ的な

John : 言ってみるとあんまボリュームないし異端でもないな

ナグーチカ : そういえばパンフ台本、大場と神楽だけ「導き手」と「クレール」から動いてないの解釈一致だった

John : あーパンフ、脳が破壊されててまだ読めてないんですよね

John : ばななだけ書き込み少ないのこわい

ナグーチカ : 特に大場、クレール(というより神楽)に「あなたのおかげ」と特に強く感謝してるんですよね……やっぱりななひかですよ

John : やはりななひかは”実在る”

ナグーチカ : あっ、神楽もフローラ選んでたわ(アホの子)

ナグーチカ : まあ大場が指名しているのは変化ないし、いっか!

John : 結局、スタァライト劇場版で愛城華恋が辿り着いたのは「ひかりに負けたくない」という答えだったぽいですが

John : 5 歳からいろいろな”普通の楽しみ”を捨てて築きあげた第 100 回のスタァライト

John : そしてそこに至るまでの郷愁や栄光、TV 版最終回でたどり着いたそれらすべてを燃料にして

John : 次の舞台へ、って話なんだなぁ…と解釈して

John : マジで終わり…なんですね

ナグーチカ : あの再生産、ロケット打ち上げがモチーフにある気がしてならない

John : ……いやロケットエンジンの噴射炎で焼く必要あった??

ナグーチカ : 塔が初期案だとロケットだったし、ある意味で「我らが往くは星の大海!!」なのかな……

John : ロマンティッククルージン…>我らが往くは星の大海!!

John : そして約束の原点たるタワーも破壊して

John : 髪留めも外してるんですよね、二人(鞄に付けてますが)

John : 華恋とひかりの関係も再生産されたってわけです

ナグーチカ : 死んで、激しい砂嵐(煉獄)で焼かれて、そこを乗り切るために全身全霊を使い果たしてようやく来世へ、みたいな

John : あ、また小ネタ思い出した

John : まひるちゃんに追い詰められてミスターホワイトに落ちた神楽ひかり、多分あそこで”死んだ”んですけど

John : 泣き出したとこで「泣いちゃった」「ハァ?」となんかちいさくてかわいい幻覚が見えたと思ったら

ナグーチカ : 草

John : 狩りのレヴューで「泣いちゃった」ってセリフがモロに出てきてだめでした

John : あのミスターホワイト首折られた奴なんですよね>見学:ゴールテープ持ってるミスターホワイトの首がガムテープで直されてる

ナグーチカ : あのパニックホラー、確実に数年間は夢でうなされてそうですよね。神楽ひかり……そして大場の部屋へ転がり込む……(また幻覚が)

ナグーチカ : 狙ったのか偶然なのか、今回のレヴューってホラーや死が多いから全体的に「死後の世界」みたいな印象がある

John : 死と新生なんですよね

John : エヴァじゃん

ナグーチカ : ダンテめいた、ハチャメチャな旅だった

John : エジプト神話の世界観とかぼんやり参考になりそうな気がする

ナグーチカ : あれも「新しい器へ」がテーマだし、たしかに

John : ぼちぼち〆ますか……続きは明日。真矢クロの話とかしましょう

ナグーチカ : りょうか~い、お疲れさまでした!

John : おやすみなさいませー

 

2日目

John : こんばんはー

John : 今日は時間ありますし適当に話題決めて話しますか

ナグーチカ : ですねー

John : 正直に言えば舞台挨拶レポを聞きたいですね…

ナグーチカ : あと新宿バルト 9 は情報としてはお出しできるの少ない(ネタバレなしのため)

John : あ、そうなんですね

ナグーチカ : 私としては「皆殺しの時の血」で確認したのがあったのでひとつ話したい

John : ではお願いします(正座)

ナグーチカ : まず皆殺しの出血シーン、確認したら確実に星見の首、裂けてました。致命傷だと思うあれは。あとはちょうど大場の刀の通り道(ボタン落とした時の軌道が首筋通っていると思う)

John : ですよねー。外からかかったんじゃあならないし

ナグーチカ : 私は初め「血糊で錯覚してほんとに死ぬ、極まった演技の無意識現象」かと思ってたんですよね……でもそれは否定された。香子も倒れてたしな……

John : 比喩的表現が実際の現象として描かれる作風ですしその辺の整合性は演出の範疇かなーって思いますね

ナグーチカ : で、まずあの出血なのですが、もしかして「舞台少女ボディ」の朽ち具合が激しい人ほど重症なんじゃないかと思ったんですよ

John : なるほど…

John : 純那ちゃん・香子が一番重症でしたね

John : 天堂真矢に至っては額が割れた(ように見える)くらい?

ナグーチカ : 星見→得意で楽な道、しかも舞台に立たない座学進学という逃げの極地。当然腐敗は進んでいて、真っ先に傷が広がる。大場の切っ先でちょっとついた傷だけで裂け始める。

ナグーチカ : 香子→オーディション頼り。あれは疑似餌でありそんな近道に頼るのはアウトなので倒れて死ぬ。燃料切れ(ネクター)もありそう。

John : そういえばそうでしたね(何の意味もないティアラ)

ナグーチカ : 新国組は「舞台少女なら先達にも噛みつけ」めいた半分理不尽な気はするので即死はせず

ナグーチカ : 大場の「もう死んでるよ」も合わせると、どっちにしろ耐用年数を超えてて脆くなってるのはありそうではありますが、死が近いのがあの2人かなと。西條さんもダメージ少なかったですし

ナグーチカ : そこから血糊については 2 パターン推測がありまして……

ナグーチカ :

①舞台演出で出血以上の血糊を被せて「これはすべて演出」という手法で結果による原因の改ざんを行った

 ②トマトならびに“ネクター”を用いることで、腐った分を抜いて入れ替える透析療法を行った。スランプ雨宮や魂のレヴュー楽屋にて頻出するピーチネクターは「生き返る美味しさ」の文字が刻印され、あの血糊は甘い

③その両方

錯覚による麻酔効果と透析による延命

John : 昨日皆殺しのレヴューは「瀉血」という話もしましたが

ナグーチカ : ②はその瀉血の影響もありますね……

John : ②は私も思いましたね…血糊散布装置は水やりというか輸血装置に近いんじゃないかみたいな

ナグーチカ : あと①の補足アイデア成功情報なのですが、

ナグーチカ : 大場、再演の果て(ロロロ)で『死』を観測してしまったからそれを回避する必要があったのでは? と思いました。

John : ですね…双葉が退学したルートとかもあったでしょうし

ナグーチカ : 観測した大量出血の皆および倒れ死ぬ愛城の光景は変えられない、ならば同じ光景でも問題がない死に方をするしかないという、まぁ、未来予知定番のあれ

John : 一秒ごとに世界線を越えて君のその笑顔守りたくなりそう

ナグーチカ : だからあんな過度に散布する必要があったのかなーと。

ナグーチカ : 愛城だけ別枠にしたのは、死に方がロロロ最後と同じくだったからですね。仰向け。

ナグーチカ : 循環液だけでも供給し続ければ、脳は死にませんからね……>見学

John : 私はスタァライトに置いてタイムパラドックスについては考えなくていいかなーと思ってるんですが(ワイドスクリーンバロックは時空を自由自在に飛び回る作風ですし)

John : 復活フラグ立てのためにやったというか、舞台少女の死と再生のシステムを利用してる感じは確かにしましたね

ナグーチカ : スタァライトタイムパラドックスが異様に起きない世界ですよね。退学者2人とかも大場なら絶対阻止したいはずなのに

John : おー隔離、なるほどそういう見方も >見学:華恋ちゃんは特別重症なので隔離されたのでは

John : 噴き出した血とかけられた血は別、興味深いですね…

ナグーチカ : あと愛城の回想、もしかして走馬灯なのでは? 事実それを終えて死んだ

ナグーチカ : あ、あと。ロロロも新しい身体を作るための採寸だった気がしています。大場の走馬灯でもあり、情報の再確認みたいな

John : 採寸説は結構しっくりきますね

John : 昨日、皆殺しのレヴューは酩酊ばななによる斬殺と

John : 狩りのレヴューでばなな自身が”殺される”ことで完遂されるって話しましたけど

John : ひかりちゃんはまひるちゃんに追い詰められて落ちたところで死んで

John : 華恋ちゃんだけなんか 2 回死んでるのがひっかると言えば引っかかるんですよね

John : 舞台こわ…で死んで

John : 次の舞台へ!のあとひかりちゃんに刺されてる

ナグーチカ : 神楽ひかりに殺されたのはどちらかと言うと「血抜き」が近そう

John : 燃え尽き症候群の解消と、新しい舞台を探しはじめる

John : この二つのイベント発生のために二回なのかなぁと思いはしたんですがイマイチしっくりこない

John : んー

John : いや、あれ死体が勝手に歩いて塔まで来たのか

John : (前提を省いたせいで妙にホラーな文章になってる…)

John : 愛情華恋の死、一回でいいじゃんタワーに死体が届くとか……って思ったんですけど歩いて喋ってただけで死体だったとか

ナグーチカ : たぶん倒れた一回目がほんとに死んでいて、無理やり身体を再生産(走馬灯すべてのエルギー化による高速鋳造)

ナグーチカ : 二回目の『慈悲』が、愛城の特性上引き継いでしまう「運命という呪い」を神楽から破棄することによる禊、かなぁ……

John : なるほど契約破棄

John : HF じゃねーか!!(破戒すべき全ての符)

ナグーチカ : 競演走馬灯、露崎さんが「華恋が甘えるから……?」って言ってるの、なんで知ってるのという疑念があるので逆に「じゃあ、契約破棄は神楽しかできないとも知っているのでは」が推測できる

ナグーチカ : だから、マインドクラッシュしてでも吐かせる必要があったんですね(?)

John : 愛城華恋、タイトルホルダーなので復活した上で誰かに倒されないといけなかったとか

ナグーチカ : ニワトコの杖理論(ハリポタ)だ

John : ジェット再生産した愛城華恋の状態をなんとか納得したい

John : マッドマックスだから他の皆から輸血を受けたとなると…うーん

ナグーチカ : ポジゼロ箱は中身を変えていないから、たぶん死体に愛城の魂を呼び戻したんじゃないかなという気はしていますね。「そっちへ行っちゃだめ!」とか

John : んー、他の皆は皆殺しのレヴュー→各自のレヴューの流れを辿ってるから

ナグーチカ : 愛城がEDでやっと飛び立ったのから、もしかして一年リハビリみたいな状態だったのかも

John : ”慈悲の一突き”は本当にルルブレと読むのが座りがいいかな…

ナグーチカ : 死体にみんなの情熱を乗せたネクターを注ぎ肉体機能のみだけでも蘇生→魂を呼び戻す→残留する「運命」をルルブレ

ナグーチカ : →ようやく空っぽな、それでいて新鮮な身体に転生する……流れ? 黄泉返りよりも煉獄浄罪を経ての来世に生まれ変わったほうが近いのかも

John : 箱から赤い布で BLEACH 思い出した人は伝説のしごきです

John : でも輸血のメタファー説ありそうですね>見学

ナグーチカ : みんなからの輸血は間違いないんですよね……蘇生完了後は台車がデコトラになってるので

John : 血の代わりに出てくるポジションゼロ、あれどう解釈したもんですかね

ナグーチカ : ポジゼロ、執着の象徴かもしや……? 古い執着は捨てて次にいかなくてはいけない。

John : あーー執着か

John : 鈍くくすんでましたしそれでいいのか

John : なるほどすっきりしましたありがとうございます

ナグーチカ : ふたかお薬指バイクもポジゼロだし、新しい執着の証(もう婚約指輪だろそれは……)

John : あ、小ネタ思い出したので文脈無視していいますが

John : 皆が上掛け投げるの、あれ卒業式ですよね

ナグーチカ : わかる………………鳥だった

John : ところでこれはあまりに寂しくも美しい仮説なのですが

John : 「スタァライト」を礎とした時代は終わって

John : そして彼女たちはやがて少女ではなくなるので

John : 敢えて劇場版の続きの物語に名前を付けるとするならば

John : 歌☆劇 レヴューエルドラド

John : そんなのになったりするのかなぁ…って(国立組のスピンオフ)

ナグーチカ : 時代(アイオーン)を進めて、ヒトの時代へ……

ナグーチカ : 監督が神の子を素材のひとつにしてるのはあるから、すんなり通る可能性ルートだ……

John : あ、「喋りすぎ」について完全に理解した話していいですか

ナグーチカ : 聞きたいです

John : TV 版においては【前進】と【進化】が是とされて、【停滞】と【永遠】が否定されるべきものになってましたが

John : 劇場版においては【本能】【本音】【野生】が是となってるじゃないですか

John : で、「がおー」ですよ

John : (言い訳を)喋りすぎ

John : って解釈は昨日の通りなんですが

ナグーチカ : ですね。嘘つき文脈でもある

John : 理屈をこねて口先で誤魔化すのは【本能】【野生】に反するもので

John : 野生を晒せ、鈍った牙を研げ、本音を咆哮しろ

John : そんな意図を込めての「しゃべりすぎ」なのかなぁと

John : 「野生足りてないぞ」みたいな

ナグーチカ : あー……だから天堂さんもちょっと攻撃されたのか。神の器、反野生の極地だけど逆に野

生の無垢は獲得してる

John : ですね

John : あと神の器って概念バトル的には

John : 与えられた主役を完全無欠に演じるものなので、それくらい西條クロディーヌにもできるが??みたいなロジックを感じたりした

John : それ以上のレベルで競う以上エゴの話になるんだよなって

ナグーチカ : 神の器、反射装置としては満点だけど増幅装置としてゼロ点なんですよね

ナグーチカ : 1を1で返すのでなくて、1に1を足して2を返すのが舞台少女らしさ……な印象がある

John : 今のあんたが一番かわいい、最高の台詞なんですけど

John : 空の器の暗喩としての額縁が西條クロディーヌを飾るの滅茶苦茶なんですよね

John : ……ん、これ天堂真矢の中にあるのは西條クロディーヌってコト?

John : 惚気か!!

ナグーチカ : あなたは美しい、「魂を取られた」にもギャンスタの歌詞にも合うし、そもそも「あなたの……、心です」なのでめちゃくちゃ。

John : あとツイッタ―でも呟きましたが

John : 真矢クロの最後、星摘みのレヴューのラストの再話っていうか

John : かれひかのWポジションゼロの構図ですよね…ズル…

ナグーチカ : あまりにも堂々とした再演でしたよねあれ……

John : 歌の話します?

ナグーチカ : ぜんぶ好き(曲調が既に好き)

ナグーチカ : とりあえずだと、皆殺しの「わかーりますかー」が態度最悪で最高

ナグーチカ : あ、そうだ「私たちはもう舞台の上」の歌詞、手を叩くってカスタネットじゃん……>見学

John : あ、そういう???

ナグーチカ : カスタネット、こちらから見て愛城の右後ろの子だけ拍取ってるの好き。でも愛城たちがカチンカチンしてたらちょっと嫌そうな顔してた

John : ワーイールドー、スクリーン、バローック(夜の街を走る移動式舞台のとこ)

John : あの1フレーズが好きすぎてスキーヤーになった

ナグーチカ : 夜景があまりにも綺麗

ナグーチカ : 皆殺し、実は大場見ちゃって歌詞がちゃんと聞き取れていないんですよね……

John : それなんですよね…

ナグーチカ : 大場の挟むナーナナーが耳から離れない

John : わがままハイウェイ、全然ハイウェイじゃない

ナグーチカ : 「あいむ あんぐりぃ」で笑ってしまうハイウェイ>見学

ナグーチカ : ふたかおに言いたいのは、「お前ら清水寺をなんだと思ってるの???」ですね……セクシー本堂なに

ナグーチカ : わがままハイウェイ、曲調で楽しくなって踊りたくなるのが難点(映画館では踊れないので)

ナグーチカ : 今回の映画、時々ライディングデュエルなんですよね。デコトラも、皆殺し舞台転換も

John : 劇中に清水の舞台が出た場合、必ず飛び降りが起きなければならない。アントン・チェーホフの言葉よ>見学:清水の舞台が出てまさかとは思ったけど飛び降りまでやるとは…

ナグーチカ : 飛び降り、塔から降りる象徴っぽいのはある

ナグーチカ : 「大仏を出したら、それも活用しなければならない(ピアノ)」

予想できるか!!!

John : 大仏ピアノ、マジでわからんのですけど

John : スタッフの悪ふざけ以外になんかの意図見つけた方います?

John : 掌の上と言えば孫悟空のエピソードですけど

ナグーチカ : 花柳香子はあの暴虐をできるくらいの格と思っているスタッフがいる……?

John : わからん、印形の意味とかから読めばいいのか…?

ナグーチカ : もう完全に「京都に丁度いい形のピアノ台があるじゃん」だよ、あれ。これがほんとの台仏(は?)

John : 確か右手が調理における猫の手

John : 左手が親指以外を立てた「L」みたいな感じだったはず

ナグーチカ : いちばん近いの、もしかして「説法中」かな……

John :

youzantei.la.coocan.jp

John : 上品上生~上品下生

John : に近いような

John : 教わったのだいぶ前なんで曖昧なんですが

John : 阿弥陀如来って死の直後に迎えに来てくれるんですよ

ナグーチカ : 両手が丸かったかどうかすら今記憶が危うくなってた

John : で、その時の仏教への帰依ポイントの高さによってその時の手の形が違うってかんじだったはず

ナグーチカ : あー、お迎えか阿弥陀如来

John : 一番下の下品下生が悪行を働いたけど死の間際に念仏を唱えた、みたいな感じで

John : これか

John :

ja.wikipedia.org

John : んーわからん

John : 作者の人そこまで考えてないよな気がする

ナグーチカ : 単純に京都にある実物通り、がシンプルかもしれない

ナグーチカ : ……でも清水寺にあんな大きい仏像いなかったな。なんなん、あれ……

ナグーチカ : あ、いや「阿弥陀堂」に金で上品の仏像がある

ナグーチカ : でもあんなに大きくはないみたいだった

John : 話ずらしますけど国立歌劇団を受ける!って言ってた双葉はんが香子の結界に呑まれて贔屓の

ホステスに格好つけの別れ話を切り出す男役にされるのズルい

ナグーチカ : 圧倒的「尻に敷かれてる」現場

ナグーチカ : ……あ、そういえば音羽の滝の効能って「延命」だ。行ったことあるやつだ

John : あーあの三種類あるやつ

ナグーチカ : よくある効能だけど、参考素材のひとつなのかもしれない

John : 考察材料としてるるぶ京都を借りてくる必要があるのかもしれない…

John : 修学旅行前の中学生か?

ナグーチカ : 私たちは愛城の同級生だった……?

(その後)

John : とりあえず私の話題は尽きたんですが他何かあります?

ナグーチカ : うーん、なんだろなにかあったような

John : 見学の方もなんかあります?

ナグーチカ : あ、そうだ競演

ナグーチカ : 小さい事ですが、ハードル走の時の歌詞で神楽も応じてはいるっぽいですね。映像としては

困惑し通した様子だったけども

John : ですね、歌詞は覚えてないですが歌ってたのは確かです

ナグーチカ : あと、神楽ひかりの腕の太さが露崎まひるよりめっちゃ細いな……って思いました(感想文)

ナグーチカ : 猫も杓子も フンフフ ハードルね

John : なんもわからん >見学:ロロロとの整合性

John : いや本当にわからないんですよね

ナグーチカ : あの大場、「神楽が電車に乗ったのを確認したシーン」なんじゃないかとは思ってますね。

John : ワイルドスクリーンバロックの用意をしてたとみるのが妥当っぽいですけど

John : 来週のどこかで一回見直すかな…

ナグーチカ : 今該当シーンだけ見直してたのですが、「死の未来」のとこ、神楽だけ生きてますねこれ……? 頬に朱の差し色がある

ナグーチカ : 大場神楽のシーン、もしや「愛城と別れさせるためになんか吹き込む」の直前だったり……? 神楽は普通に呼び出されてなんも知らずに来て、そのまま新劇冒頭のレヴューに行ったとか

John : スカートから落ちたボタンは皆殺しのレヴューで狩った奴だろうなとは思うんですが

John : SCC→待ってたよ→ここが舞台だ

John : ですかねぇ…

John : ロロロはばななが舞台少女の死を観測する話で

John : そこで提示した動機に基づいてワイドスクリーンバロックを起こした

John : かな…細かい整合性は無視してよさそう

ナグーチカ : ロロロ観測(制服)→新劇皆殺し編→ロロロボタン落とし

でまた時間軸が戻って神楽呼び出して新劇冒頭……が時間軸は一番シンプル?

ナグーチカ : ロロロの「わかります」だけ新劇(いま)に時系列を飛ばすというか戻している可能性はある気がする。

ナグーチカ : SCC→ロロロラストだと、狩りの直前のシーンという絶好の空白はあるのか

(まとめ)

John : そういえばななひか、エンドロールの「ちゃんと皆に会えたんだ」

John : 煽りっぽくてよかった

ナグーチカ : 口が半笑いに見えるが故の煽り顔っぽさ

John : 神楽家、イギリスに皆で引っ越したぽいので

John : 聖翔に突然転校するとき一人で帰ったんじゃないかと思うんですよね

John : なので大場、神楽家にお邪魔してないか?という説を掲げておくんですよ

John : 絶対挨拶はいったでしょ…

ナグーチカ : なんなら「お豆腐食べてくれなくて~」とかばらされてそう

John : あとこれ厄ネタ与太話なんですけど

John : さすらいの舞台人愛城華恋、アスランじゃね?とか少し思ってしまった

ナグーチカ : 急に暴走する経歴のあたりがちょっと似合ってるの笑う

John : 見学席の方が真面目な話してるのウケるな…

ナグーチカ : 大場、『「華恋ちゃん、このままでいいの?」と切り出してちょっと押したらいけたわ。ひかりちゃんやっぱりちょろいなぁ……』って考えてそう

ナグーチカ : あ、そういえば。

愛城の「グッドグッド!」って、お父さんの口癖アレンジだったりしませんかね。

John : ノンノンだよ!が

John : あの劇の台詞なのか、アドリブでぶっこんだのか

John : 愚者のアルカナ!>見学:旅立って終わるのタロットの「愚者」っぽいですよね

John : なるほどそれかぁ…仮面ライダーオーズじゃん

ナグーチカ : 完全に直感ですが、愛城のお母さんが「お義兄さんは?」「いいね!って」と話してたので、「グッドだね!」とかいう人物像がぼんやりと頭に浮かんだ

John : あ、そうですよ柳さくら

John : 影も形もないとは…いや台詞ないだけでいた…?

ナグーチカ : 新入生の緊張した様子から、柳さくらだけなんかあったことは想定してよさそう

ナグーチカ : そういえば地下舞台のこと事前に知ってましたっけ、柳さくらって

John : 何ここ?!みたいなこと言ってたような

ナグーチカ : じゃあ、地下絡みで接点ではないか……

John : さくらちゃん、101 期ですっけ

ナグーチカ : 101 期ですね。愛城たち卒業前ですし

John : でも見学してたのは A 組なんですよね

ナグーチカ : ……あれ? でもたしか、神楽ひかりとも柳さくら知り合いだったけど

John : なにもわからねぇ

ナグーチカ : やっぱり違うルートなのでは感が出てきた(新劇が不要だった場合とか)

John : 授業中に迫真の演技で後輩を泣かす愛城先輩すき

ナグーチカ : あの 101 期のふたり、きっと同室なんだろうな……登校同じだし

John : あ、後輩と言えばス2世ですが

John : 今週中には#2の参加表明フォーム公開しますのでよしなに

 

ナグーチカ :ゼッタイデヨウ……

John : 5 月の時点で自主退学となると本当に急なんですよね…

ナグーチカ : 神楽ひかり、めっちゃ迷惑だな……

櫻木先生のため息、多分に「なんでそんな急なんだ……手続きとか大変なんだからな……」という気苦労も混じってそう

John : キリンがやってくれた手続きを自分でやる羽目になりエレベーターの扉を叩く神楽ひかり

ナグーチカ : 神楽ひかり、確定申告ができなさそう(フリーランスっぽいのに)

ナグーチカ : 神楽ひかり、「華恋のため」は本気でもそこに自分の本心も混ぜてくるんですよね。双葉の「な?」じゃん

ナグーチカ : 大場に唆されて別れのレヴューした(と仮定)のに、その大場に色々教えられているっぽい

露崎まひるに幼児退行レベルで尋問されるの酷い話で笑ってしまう

John : 泣きじゃぐる神楽ひかりは健康によい

ナグーチカ : SCC で思い出しましたが、奈落から逃げるとこで「ほんとにそのルートでいいのかな」って歌

ってた気がするの、めちゃくちゃ怖くて好きです。

あの舞台のすべてを掌握してるってことだし……

ナグーチカ : SCC、思わずただの性癖感想長文をふせったーで流すくらいには性癖

John : 完全にホラーでしたからね…

ナグーチカ : 「力」のスタンド(大型船のやつ)みたいな恐怖感

ナグーチカ : さぁっき落としたボタンは何色♪

ナグーチカ : あと開幕前の「しぃー……」の露崎さん、暴走族神だった

ナグーチカ : これは忍殺脳からの発言ですが、神楽ひかり、よく失禁しなかったな……それだけでかなり偉いよ

John : 皆殺しのレヴューもあれ分類としてはトンチキエントリーですからね

ナグーチカ : でも正直、クッション落下時は漏らしてると思うよ。なんかうつ伏せ気味だし……

ナグーチカ : まともな入場してるの、天堂西條だけ

ナグーチカ : 10 万匹のスズダルを率いて侵略してくる露崎まひる、普通にそれが可能なレベルの統率力がある。なぜ。

John : SCC のまひるちゃん、無法ですからね

John : ひかりちゃんのダガー投擲をテニスボールに変換して打ち返すの改変能力者か?

ナグーチカ :ちゃんと演じたうえでの攻撃でないと、あっさり改変されて返されるってことなのだろうなぁ、あれ……

ナグーチカ : あと手法が洗脳のやり方と同じ(徹底的に追い込んで「なにもかも私がわるいです」というメンタルにする)なので、まひかりの湿地が底無しになる

ナグーチカ : 競演で尋問スイッチ入った時の手法、海外ドラマみてたせい疑惑もあった

John : いかん雑談のレヴューが永遠に続いてしまう。そろそろ〆ましょうか

ナグーチカ : 割れた白熊(グラス・ホワイト)>見学

ナグーチカ : おっとそうだった

ナグーチカ : 最後に言い残したいのは、露崎に監禁されて暴力はなしにメンタルを削られた末、なんも悪くないのに「ごめんなさい……ゆるして……わたしがわるいこだったから……」と謝り始め、「しょうがないなぁ」と抱きしめられたら泣いて感謝する神楽のまひかりは解釈違いでも見たい! という感情です。

John : 私は…そうですね

John : 星見生徒会長の話が舞台で見られると信じて…

John : 見学含め、皆様お疲れさまでした

John : 明日見るのが楽しみになってきたな…おかげさまで一層楽しめそうです

ナグーチカ : お疲れさまでした~

ナグーチカ : (一応注釈ですが、清らかな方の新劇と神楽への感謝は、恥ずかしいのでふせったーで投げてます。大丈夫、ヤバい人じゃないから……)

John : では、おやすみなさいませ

ナグーチカ : ご来場ありがとうございました。

 みなさま、よい明日を!